ABOUT YASUNORI SAITO

見つめ、つくり、残してきた時間

北海道三笠市幌内に生まれ、炭鉱で長い年月を過ごし、
閉山後はボイラーに関わる仕事を続けてきた父。

若い頃から写真を撮ること、星を見ること、山へ出かけることが好きで、
興味を持ったことにはじっくり向き合い、長く続けてきた人です。

模型や写真、そして日々の小さな記録。父がこれまで残してきたもの、
その背景にある時間や記憶を、この場所に少しずつ残していきます。

父の歩みをたどる

ASTROPHOTOGRAPHY

星空を見つめ、写真に残してきた記録

若い頃から星を眺め、写真に残すことを好んできた父。
長い年月をかけてカメラに収めてきた夜空の記録を、
ここに少しずつ集めていきます。

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STORIES

場所と人、家族の記憶を写真とともに記録します。

炭山祭りの記憶

1970年代 · 北海道三笠市 · 炭鉱町の暮らし

炭山祭りの記憶

炭山祭りの風景を写真で記録したアルバムです。

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Press Archive

2005年3月12日 · 北海道新聞

炭鉱への思い 形に

自然公園の案内図製作 イサジさん 変電所40分の1模型に 斉藤さん 展示や配布「市民活用を」

【三笠】炭鉱遺産を生かしたまちづくりを進める市民グループ「みかさ・炭鉱(ヤマ)の記憶再生塾」(解良守塾長)が主催する「幌内歩こう会」の参加メンバーがこのほど、今も現役時代の姿が残る北炭幌内炭鉱変電所の模型と、「幌内炭鉱自然公園」のガイドマップを作製した。模型は雪解けを待って変電所に置かれ、ガイドマップも同公園を訪れた市民に活用してもらう。(高橋毅) 変電所の模型を作ったのは元炭鉱マンの斉藤靖則さん(六一)。斉藤さんは同歩こう会の常連で、昨年五月ごろから同公園の整備に参加しており、「自分が働いたヤマを形として残したい」と製作を思い立った。 模型は実物の四十分の一の大きさで、高さ約二十五センチ、幅約四十センチ。実際に何度も現場に足を運び、大きさを測量した。本物と同じ二階建てで外壁や窓枠、土台などは木製で屋根だけは一辺四方に切った銅板を使用。窓にはアクリル板をはめ込み、外壁は本物と同じようにれんが模様を絵の具で再現した。一、二階内部には変圧器や物置小屋などを作った。昨年十一月から作り始め、二月上旬に完成した。 ガイドマップは同内在住の版画家イサジコウさん(五二)が「一人で来ても理解できるように」と昨年十一月から作成。元炭鉱マンからのアドバイスを受け、同公園内にある音羽坑や坑口神社、本卸斜坑など現存する施設はオレンジ色、炭鉱事務所、鉱員販売所などですでに撤去されたものは水色で地図上に書き記した。 ほぼ二千五百分の一の大きさで周辺にある幌内神社や原炭ポケットなどの写真も載せた。マップの配布方法は今後検討するが、多くの人が手にできるようにする。同会の参加メンバーたちは「幌内炭鉱自然公園を知ってもらうのに役立てば」と話している。

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2012年1月13日 · 北海道新聞

「ヤマ」の記憶 後世に

炭鉱遺産を模型で再現する

旧北炭幌内炭鉱(三笠市)の変電所や選炭工場、炭鉱の守り神だった幌内神社、炭鉱住宅…。往時の炭鉱街の暮らしぶりや炭鉱遺産を木の立体模型で精巧に再現し、今に伝えている。 模型を作り始めたのは8年ほど前から。写真や古い資料、記憶をたどりながら、現存する物は実物を巻き尺で測り、残された図面や案内図、写真を参考に、できるだけ忠実に再現するよう心がけてきた。「閉山とともに当時の建物の多くが取り壊された。自分の記憶があるうちに、形にして残しておきたかった」という。 完成に数カ月 これまでに作った模型は10体を超える。材料はホームセンターで購入した木とアクリル板、色付けに絵の具を使う。ルーペで見たり、ピンセットを使ったりと細かい作業が伴う。 変電所は実物の約40分の1で高さ25センチ、幅40センチ。小さな銅板を屋根に一つずつ張り付け、れんがの壁も絵の具で色付けた。幌内神社は30分の1で高さ約20センチ、幅約30センチ。細部にこだわり、炭鉱住宅は台所や畳も作る。 旧幌内炭鉱の坑内立体模型は1200メートルの地中まで伸びる坑道を表現し、75年に発生したガス爆発事故の現場も示した。職人気質から納得できるまで手を加え、一つの作品に数カ月を要する。 親子2代の炭鉱マン。炭鉱街で生まれ育ち、旧北炭幌内炭鉱で1965年から89年の閉山まで、機械類の保守点検など坑内技術員として働いた。 炭鉱遺産の保存に取り組む市民グループ「みかさ・炭鉱の記憶再生塾」のメンバーとして、幌内炭鉱跡地の草刈りや現地ガイドを務めたり、遊歩道の手すりや案内看板の修理なども行ったりしてきた。炭鉱マン時代に坑内や仲間たちを撮影した写真で作品展を開いたこともある。 図面も参考に 昨年、炭鉱全盛期を支えた旧幌内線の鉄橋「トラス橋」の模型を制作した。「実物を見たことがなかったから大変だったが、図面や写真が残っていたので作ることができた」と笑顔を見せる。 模型の対象は空知管内にとどまらない。2007年には長崎市の炭鉱遺産として知られる軍艦島を制作した。現存しない立て坑や寺を再現、半年かけて縦96センチ、横32センチと、実物の5000分の1の模型を完成させ、NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」に寄贈した。この模型は長崎市伊王島町のリゾートホテルの博物館で展示されている。 いまは、旧幌内炭鉱の立坑やぐらに取り組んでいる。今月中には完成させ、そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター(岩見沢市1西4)で展示する予定だ。「炭鉱を知る者が、炭鉱の果たした役割を後世に伝えていかなければならない」。そう強く感じている。 (大川論)

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