真っ黒の顔 たばこ一服 炭鉱マンの表情生き生き
三笠 変電所まつりで「顔写真展」
【三笠】閉山直前のヤマの男たちを写した「炭鉱の顔写真展」が十五日まで、北炭幌内炭鉱変電所内で開かれている。同炭鉱坑内員だった斉藤靖則さん(六〇)が仲間たちの姿を撮りためたもので、炭鉱マンたちの生き生きとした表情が写し出されている。
七月下旬から開かれている変電所まつりの一環で、みかさ炭鉱の記憶再生塾の主催。
展示されている写真は同炭鉱が閉山した八九年に斉藤さんが撮影した約七十点。炭鉱マンがゲージに乗り込み採炭現場に向かう直前の様子や、仕事を終え真っ黒い顔でたばこを一服するほっとした表情などの素顔が見られる。
訪れた人たちは変圧器盤などの機器類が当時のまま残る変電所内で「懐かしいね」などと言いながら写真に見入っていた。展示は入場無料。午前十一時~午後四時。
(高橋毅)